Excelで平均の標準誤差(SEM)を計算する
SEMとも呼ばれる平均の標準誤差は、データの変動性のもう1つの尺度です。これは、母平均からの標本平均の偏差の推定値です。 SEMは標準偏差ほど一般的ではなく、単に「標準誤差」と呼ばれることもあります。
その式は、標準偏差とサンプルサイズの平方根の商です。
SEMの式
図1.平均式の標準誤差
あります平均の標準誤差を直接計算する組み込み関数はありません。関数STDEV.S、SQRT、およびCOUNTを使用して、平均の標準誤差を計算できます。
平均式の標準誤差:
= STDEV.S(sample)/SQRT(COUNT(sample))
パラメーター:
- STDEV.S関数はサンプルの標準偏差
- SQRT関数は数値の平方根を返します
- COUNT関数はサンプル内のデータポイントの数
標準誤差の見つけ方
上記の式を使用して、平均thrの標準誤差を計算できます。これらの手順は次のとおりです。
- ワークシートにデータを準備する
図2.平均の標準誤差のサンプルデータ
- セルE3を選択し、SEMの式を入力します。
=STDEV.S(C3:C12)/SQRT(COUNT(C3:C12))
図3.最終結果:平均の標準誤差
その結果、セルE3で計算された平均の標準誤差は1.693です。
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